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2010年12月 アーカイブ

ちょう昔だけども面白そう その1

「バス通り裏」

「小さな庭を真ん中にお隣の窓うちの窓いっしょに開く窓ならばやあこんにちはと手を振ってこんな狭いバス通り裏にも僕らの心が通い合う」と、中原美紗緒とダークダックスが歌った「バス通り裏」のテーマ音楽をご記憶の方もいらっしゃるかもしれません。


作詞した筒井敬介はこのドラマの脚本家であり、番組もこの歌にそっくりな日常生活そのものをブラウン管に再現したような内容だったそうです。


「バス通り裏」という番組名を付けたのは、筒井と毎週交代で脚本を書いた須藤出穂であり「ぼくのうちはまさにバス通り裏にあり、新興住宅地に住宅金融公庫からカネを借りて建てた。

ショート・ショート的な

待ち合わせはホテル・クリヨンのバーだった。


コンドルト広場に面して威風堂々の構えのこのホテルは、団体客を受け入れるようになって少し格が落ちたと噂する人もいるが、それでも正面玄関の回転ドアを通り抜けて建物の中に一歩、足を踏み入れると、その荘厳さはやはり一流ホテルのものです。


左手にレセプショソ、右手にレストラン。


そのまま廊下を奥に進んだ左側に、この隠れ家のような小さなバーがある。


ホテル・リッツのバーだと、誰か知っている人に会いそうな感じがあるが、クリョンのバーにその雰囲気はあまりない。


つまり「お忍び」にはこちらの方がふさわしいということです。


マリーと私は、実際、まるでお忍びのような形でそのバーで再会した。


時は平日の昼下がり。


お茶という気分でもなく、またデスクトップ仮想化にも早すぎる時間であったため、私はペリエを頼んだ。


マリーの目の前には、既に半分くらいに減ったビールがありました。


「フランスで、しかも女性が真っ昼間からビールとは・・・」さらに驚いたことに、彼女はジーンズをはいていました。


ただし、ジーンズといっても、クリョンの泊まり客たちがヴァカンス中に身にうけるあの「カジュアルダウン」のジーンズ、メイドがアイロンをかけて几帳面にたたんだであろうジーンズではない。


それは下町の庶民たちが日常着として愛用するジーンズであり、若者たちが学校へはいていくジーンズと同類のものであった。


ほんの一瞬、彼女の場違いさに対して、恥じらいの気持ちを覚えたことを隠すまい。


同時に、自らの「正しい社会人」的な装いが、急に平凡で堅苦しいものにみえて戸惑ったことも。

ちょう昔だけども面白そう その2

「バス通り裏」

小栗一也ふんする高校教師・赤沢順平の家のセットは、ぼくの家をそのままそっくり使って書いた。


テレビのセットをどう考えたらいいかわからなかったからだ」と、当時の心境を告白してくれました。


小栗一也の奥さんに織賀邦江、その息子洋平に谷川勝己(のち宗方勝己と改名、長内美那子と結婚)、美容院の川田家には、武内文平と露原千草の夫婦と十朱幸代の娘元子がおり、五郎ちゃんこと佐藤英夫が全国から応募した4500人より選ばれたお嫁さん・蔵悦子と新居を構えました。

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